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南信州の旅(2) le petit marche mokki [旅]

南信州を回る旅、
宿泊は、伊那の山中に佇むすてきなお宿。

もともと名古屋で東欧アンティーク店を営んでいたオーナーさんが、
名古屋のお店を閉めて信州伊那へ移り、
ご夫婦で「ヨーロッパの郷土料理と西洋民芸 le petit marche」 をオープン。
その後歩いてすぐのところに「mokki」という1日一組限定の山小屋を造られました。
今回は、その山小屋mokkiを3人で予約。

山小屋の中は、東欧アンティークなどで設えられたキッチンや薪ストーブ、
ソファやラグなどで、まるでスイスの山の中にでもいるかのよう。
山の中であることを存分に楽しみながら、でも山なんだからと
あきらめなくてはいけないような不自由さもなく、
なんて心地よい空間でしょうか。

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ちょうど水野農園さんのリンゴを車に積んでいたので、
砂糖を詰めて薪ストーブに入れてみる。

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長野の小型リンゴ「シナノピッコロ」は
30分ほどで甘酸っぱい香りとトロトロの甘さ、皮は綺麗な赤色に。
こんなに素朴で美しい贅沢おやつになるとは。

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夕食と翌朝食は、歩いて5分くらいの「le petit marche」でいただくことに。
庭というよりは公園…、山あいに広がる土地に野菜やハーブの畑、
犬や猫、鶏などの動物たちも一緒に暮らしてます。

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ご主人が作る、信州の食材を使ったヨーロッパの郷土料理は
どれもプロの味ながら愛情深く、
心地よい空間で楽しい仲間と美味しい料理をいただく幸せ。
朝は、信州産そば粉のガレット♪

朝食後はオーナーさんに誘っていただいて、裏山へキノコ狩りに。
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裏山をどんどん入って、魚が泳ぐ沢を渡り、自生してる葉ワサビも越え、
カラマツの林には、さまざまなキノコが目に留まります(もちろん食べられないものも)。
この日は少しの収穫でしたが、葉ワサビとともにお土産に。


オーナーご夫妻と息子ちゃんが自然の中で暮らす自分達らしいスタイルを
少しだけおすそ分けしてもらい、
さらにお人柄も相まって「楽しんでもらいたい」という最高のおもてなしを受ける。

今年5月にヨーロッパで部屋を借りながら旅したときと同じような体験、
「暮らすように旅する」ことは、ここプチマルシェでもできると思います。

その時にも感じた、
豊かとはどういうことなのか、
私はどこでどういう暮らしをしたいのだろうか、
どこでどう暮らすかは、自分自身で決めることなんだ、
またしても、そんなことを感じながら山を後にしました。

信州は見どころも本当に多く、あちこち寄りたくなりますが、
今度はこの山小屋で過ごすことをメインに訪ねてみたいと思います。
私達3人を温かく迎え入れていただき、ありがとうございました。

そして、一緒に旅してくれたさおりさん、みとさんがいてくれて
楽しさも10割増しになりました。
ありがとう、また行こうね。

(おまけ)
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翌日、持ち帰ったカラマツ茸1粒(^_^;)をお味噌汁に、
葉ワサビを醤油漬けにしてみました。
ご馳走様。


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