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新緑の信州へ。 [旅]

6月に入ってすぐ。
まだ梅雨入り前で、
名古屋よりは少し遅れてやってくる
新緑の季節を楽しみに
長野県蓼科高原へ行ってきました。

高速で3時間ちょっと、
諏訪インターを降りたらほどなく蓼科高原へ入ります。

途中の蓼科湖畔のドイツソーセージのお店で、
パンやハム、ピクルスなどをゲットし、
そのままさらに山を登って、蓼科第二牧場へ。
爽やかな、本当に爽やかな高原でピクニックランチ♪
どこまでも続く草原と青い空。
お天気もよく湿度が低くて、気持ちいいし、
ハムやパンなどクオリティ高くて美味しいし、
最高の贅沢、高原ライフでした♪
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ハーバルノート。
何回伺っても素敵なお店。
いつもは夏のハーバルノートを楽しんでましたが
新緑の頃は初めて。
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翌日は、松本まで足を延ばす。
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松本まで行った第一目的は、
以前からお気に入りのお焼き屋さん「さか田」へ行くこと。
なのに、なんと!
着いたら、安曇野に移転したとの張り紙が(T_T)
安曇野まではちょっと遠いので、今回は断念。
あぁ、残念・・・。

夏ともまた違った風景の
新緑の信州、良かったです。
また行きたい。。。


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静岡の棚田 [旅]

こんにちは。
気温湿度ともに「もうこれは夏です」な毎日。

日々の出来事など、
ついインスタグラムで写真をアップするだけで
ブログ、放置…(-_-;)
この1か月ほどけっこう動いていたので、
少しさかのぼりますが、綴ってみたいと思います。

まず、5月末に母の所用の運転手として、
静岡県菊川市まで日帰りドライブ。
所用と昼食を済ませ、まだ少し時間があったので
近くにあるという棚田へ寄ってみることに。
上倉沢の千框(せんがまち)

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ちょうど田植えが終わったばかりで、
山肌に段々と続く水田が鏡のように周りを映してました。
機械での作業が不可能なこともあり、
年々消えていく日本中の棚田たち。
こちらも、保全地区として地域住民や大学、オーナー制度等によって
残されているようです。

さらに、ここ静岡ならではの特徴は、
そのまわりに見られた雑草伸び放題のような斜面。
実はススキやアシを半自然に育ててる「茶草場」でした。

昔からその枯草を茶畑にまいて土を養うという仕組みがあり、
それは「静岡の茶草場農法」として
世界自然遺産に認定されているとのこと。
素晴らしい先人の知恵、日本の農業です。


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南信州の旅(2) le petit marche mokki [旅]

南信州を回る旅、
宿泊は、伊那の山中に佇むすてきなお宿。

もともと名古屋で東欧アンティーク店を営んでいたオーナーさんが、
名古屋のお店を閉めて信州伊那へ移り、
ご夫婦で「ヨーロッパの郷土料理と西洋民芸 le petit marche」 をオープン。
その後歩いてすぐのところに「mokki」という1日一組限定の山小屋を造られました。
今回は、その山小屋mokkiを3人で予約。

山小屋の中は、東欧アンティークなどで設えられたキッチンや薪ストーブ、
ソファやラグなどで、まるでスイスの山の中にでもいるかのよう。
山の中であることを存分に楽しみながら、でも山なんだからと
あきらめなくてはいけないような不自由さもなく、
なんて心地よい空間でしょうか。

プチマル2015.03.JPGプチマル2015.05.JPG


プチマル2015.01.JPGプチマル2015.07.JPG
ちょうど水野農園さんのリンゴを車に積んでいたので、
砂糖を詰めて薪ストーブに入れてみる。

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長野の小型リンゴ「シナノピッコロ」は
30分ほどで甘酸っぱい香りとトロトロの甘さ、皮は綺麗な赤色に。
こんなに素朴で美しい贅沢おやつになるとは。

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夕食と翌朝食は、歩いて5分くらいの「le petit marche」でいただくことに。
庭というよりは公園…、山あいに広がる土地に野菜やハーブの畑、
犬や猫、鶏などの動物たちも一緒に暮らしてます。

プチマル2015.04.JPGプチマル2015.11.JPG
ご主人が作る、信州の食材を使ったヨーロッパの郷土料理は
どれもプロの味ながら愛情深く、
心地よい空間で楽しい仲間と美味しい料理をいただく幸せ。
朝は、信州産そば粉のガレット♪

朝食後はオーナーさんに誘っていただいて、裏山へキノコ狩りに。
プチマル2015.12.JPGプチマル2015.13.JPG
裏山をどんどん入って、魚が泳ぐ沢を渡り、自生してる葉ワサビも越え、
カラマツの林には、さまざまなキノコが目に留まります(もちろん食べられないものも)。
この日は少しの収穫でしたが、葉ワサビとともにお土産に。


オーナーご夫妻と息子ちゃんが自然の中で暮らす自分達らしいスタイルを
少しだけおすそ分けしてもらい、
さらにお人柄も相まって「楽しんでもらいたい」という最高のおもてなしを受ける。

今年5月にヨーロッパで部屋を借りながら旅したときと同じような体験、
「暮らすように旅する」ことは、ここプチマルシェでもできると思います。

その時にも感じた、
豊かとはどういうことなのか、
私はどこでどういう暮らしをしたいのだろうか、
どこでどう暮らすかは、自分自身で決めることなんだ、
またしても、そんなことを感じながら山を後にしました。

信州は見どころも本当に多く、あちこち寄りたくなりますが、
今度はこの山小屋で過ごすことをメインに訪ねてみたいと思います。
私達3人を温かく迎え入れていただき、ありがとうございました。

そして、一緒に旅してくれたさおりさん、みとさんがいてくれて
楽しさも10割増しになりました。
ありがとう、また行こうね。

(おまけ)
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翌日、持ち帰ったカラマツ茸1粒(^_^;)をお味噌汁に、
葉ワサビを醤油漬けにしてみました。
ご馳走様。


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南信州の旅(1) 水野農園の林檎畑 [旅]

秋晴れの10月初旬、
友人達と南信州を回る旅に出ました。

南信州はちょうど、栗、リンゴ、キノコのシーズンまっただ中。
事前にお願いして、松川の水野農園さんを訪ねることに。

私達3人ともそれぞれ毎年こちらのリンゴをお取り寄せしていて、
一度畑を見てみたい、と思っていました。
望んでいればチャンスはやってくるものですね。
しかも、リンゴがちょうどたわわになっている時期に訪れることができて
本当に幸せ。
水野さん、ありがとうございます。

さて、さっそく畑へ連れて行っていただきました。
水野農園2015.1.JPG水野農園2015.8.JPG

水野さんの畑は何か所かに分かれて多品種を栽培されてますが、
その中の一つ、標高の高い位置にある畑まで案内していただくと、
たわわにリンゴがなった畑に到着。
え?リンゴってこんなに生るんですか?ってほど沢山の実りが。

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「ジョナゴールド」 水野さんいわく、食後に美味しいと。私も大好きな林檎です。

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「秋映」 スーパーで見るよりも、うんと色が濃く、ダークチェリーが生ってるかのようでビックリ。
なんて大人っぽい木なんでしょう。
今は秋映が収穫適期とのことでとっても美味しかった。

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「グラニースミス」毎年送っていただいてる品種ですが、まだ収穫にはあと1か月以上かかるらしい。

他にも、シナノスイーツ、シナノゴールド、シナノピッコロ、王林、紅玉などさまざまな品種。
それに加えて、南水、豊水などの梨やレクチェなどの洋梨も栽培されてます。

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水野さんから、品種のこと、剪定のこと、土や葉っぱのこと、接ぎ木のこと、
たくさんのことを教えてもらいながら、収穫の体験もさせていただきました。
知らないことだらけで驚くばかり…。

たぶんいろんな考え方や科学的根拠、地域条件にあった栽培方法があるのでしょう。
水野さんもまた、遠方まで学びに行きながら工夫されているとのこと。
そこで学ぶようになってから仕事が楽しくなってきた、とおっしゃってたのが印象的。
現状に満足することなく、常に学び続け、リンゴのこと、お客さんのこと、を思う姿が
カッコ良いリンゴ農家さんです。
その姿勢だけでも見習いたい。

水野農園2015.7.JPG水野農園2015.6.JPG

ご自宅へ戻って、試食までさせていただきました。
お父さんが洋ナシ「ゼネラル・レ・クラーク」の特大も持ってきてくださって
お母さんにも箱詰めしてもらいながら、選別箱詰め出荷のことなども
いろいろと教えてもらいました。
本当にありがとうございます。

水野さんのところは、事前に注文を受けた分を適期に収穫するスタイル。
効率は悪くても、その時一番美味しい状態の果物を詰めて下さいます。
私達も持ち帰る分や郵送してもらう分をお願いして、
畑を後にしました。

無肥料減農薬で手をかけた畑、背後に臨むアルプス、土やリンゴの香り、
きれいな水と空気を肌で感じ、水野さんのお話を伺い、お人柄に触れ、
「水野農園さん、そりゃ美味しいはずだよねー!」
と3人で納得。

収穫時期でお忙しい中を、丁寧にご案内いただき
本当にありがとうございました。
また行ってもいいですか・・・(^_^;)?
深く感謝。
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京都訪問 12月編 [旅]

先月に続き、
12月もまた京都へ。

師走の京都。
なんか良い響きです。

以前から行きたいと思っていた「桂離宮」
予約を取ることができて、
待ちに待ったこの日がやってきました。

あいにく朝から雨でしたが、
数か月前からこの日と決まっていたので、
天候にかかわらず、京都へゴー。


朝食抜きで新幹線に乗り込み、
まずは京都のお雑煮をいただこうと企て、
桂川たもとにある「中村軒」へ。
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京都ならではの、白みそ仕立てのお雑煮。
丸いお餅と里芋が入りお味噌加減もちょうどよく、
削りたてのカツオ節が良い香り。
朝からほっこりと身体が温まり、
これから1時間の見学に備えます。

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池を回遊する形で、茶室や書院が点在し、
庭や植木、待合、建築、設え、水屋など細部にいたるまで
常に目線、動線を意識した工夫がこらされていて、美しい。
スギゴケは雨を喜んでいるように見えました。

観月のため、
舟で動くため、
楽しみを後にとっておくため、
四季を感じるため、
そこここに気配りと見立ての世界。

素晴らしい体験でした。
違う季節にはまた別の姿を楽しめるそうで、
ぜひ再訪したいと思いつつ、見学は終了です。


さあお昼も過ぎた時間、昼食はここ。
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岡北(おかきた)で、天とじうどん♪
揚げたてサクサクの海老天、
卵とじがふわふわですが、
細めのうどんも柔らかくふわふわです。
とても京都らしいと思います。
店内もお店の方も優しい雰囲気で
大好きなお店のひとつ。
御馳走様でした。

その足で、kashiyaさんへ。
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こちらは、菓子職人藤田怜美さんが
パリ二つ星レストランのパティシエからナリサワ、亀屋良長を経て
新しく出されたお店です。

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今まで食べたモンブランの中でも秀逸の美味しさ。
栗のアイスと栗チップと共に、
出来たてを味わうデザートです。
「和と洋の融合」と言うのは簡単ですが、現実はとても難しいかと。
こちらは不自然さをどこにも感じることなく、
コテコテと生クリームやフルーツソースでごまかすこともなく、
「間(ま)」こそが和に通じているように感じました。
ご馳走さまでした。

あとは、11月に比べて随分歩きやすかった錦市場で買い物して、
帰りは高速バスで2時間半。
名古屋でちょいと一杯ビール飲んで、日帰り旅は終了~。
とても充実した1日でした。
いろんなことにありがとう。
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京都訪問 11月編 [旅]

名古屋から京都まで、
新幹線なら30分ちょっとの距離なので
いつも日帰りで訪れてばかりのワタシ。
(しかも大抵一人旅。)

今回は、スペインから友人が一時帰国して
京都で会おうということになり、
2人で1泊2日ゆっくりと楽しむことに。

11月中旬の紅葉シーズンまっただ中。
普段は混雑するこの時期を避けてるので
大混雑の京都にいつもと勝手が違ってちょっと戸惑う。

そうは言っても、今の時期ならではの
紅葉の美しいお寺をいくつか回ります。
(朝イチで出発し、少しでも空いていそうなところへ)
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圓光寺、詩仙堂 (左京区一乗寺)


友人はスペインからひさびさの京都滞在なので
日本でしか味わえないものを感じてもらえばと思い、
こんなプランを事前予約しておきました。

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江戸時代から続く老舗「山田松香木店」さんにて、
平安時代には日本で宮人たちが調合し始めたといわれる
「煉香(ねりこう)作り」の体験講座。

一人一人好みの香りをブレンドして煉り香を
作らせていただきました。
白檀、沈香、麝香、など聞き覚えのある原料も並びます。
私は丁子(ちょうじ)多めにしてみましたが、どうでしょうか…

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沈香の中でも、とても貴重な「伽羅」
木質内に蓄積された樹脂だそうです。
お店の方から、煉り香の歴史や原材料の産地、効能、希少性なども
教えていただきます。
他にも、ジャコウシカの分泌液や正倉院にも保存されているという薫陸(これも樹脂)など
なかなか見ることのない貴重な本物の材料もいろいろ見せていただきました。


もちろん、目にも舌にも美しい和食や和菓子の数々から、
スマート珈琲店のホットケーキまで、目いっぱい堪能した
2日間(^.^)♪
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なによりも、限られた日本滞在日程の中で、
2日間も私と一緒に過ごしてくれた友人との時間は
大切な私の財産です。

ルディママさん、また会える日まで、
お互い穏やかに過ごせますように。

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思い出の伊勢路。 [旅]

梅雨明け直前の、どんより蒸し暑い日でしたが、
妹と一緒に日帰りで伊勢まで行ってきました。
近鉄で名古屋から片道1時間半の旅です。

伊勢神宮参拝が第一目的ですが、
祖父母が伊勢に住んでいたため、
昔の思い出を辿る旅にもなりました。

まずは、外宮から。
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遷宮後で、まだ新しいお社へ参拝です。
その後、バスで内宮へ移動。

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はい、赤福本店。
皆さんご存知なお店だとは思いますが、
私と妹にとっては、小さな頃から
春休み、夏休み、冬休み、と
祖父母や両親に連れられて通ったお店です。

その頃はおかげ横丁もありませんし、
お土産物屋さんと赤福があったくらいの記憶です。
今はお向かいに「赤福氷」専門のお店もありますが、
もちろん当時はありません。
猛暑の中で、かき氷にもひかれるものはありましたが、
ここは本店で「赤福3つ盆とお番茶のセット」でしょ、と。
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こちらも変わってません。
毎日毎日、早朝から休むことなく火がくべられているかまど。
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疲れも癒えたところで、
内宮参拝へ。
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宇治橋を渡り、奥へ進むにつれて、
大きなご神木の数々や、五十鈴川のせせらぎが
遠く昔の記憶をひとつづつ呼び起こしてくれます。
こちらも遷宮後の新しいお社に
無事参拝を済ませました。

もう一度おかげ横丁へ戻って、手こね寿司など食べて、
次の目的地、二軒茶屋餅角屋本店へ。
距離的にはさほど遠くもないのですが、
バスの本数があまりなく、
行きも帰りも時間的にはずいぶんかかってしまいました。

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こちらが二軒茶屋餅角屋本店です。
まるで時代劇のセットのような佇まい。
扱っている商品も「二軒茶屋餅」オンリー。
あまりに潔く、かっこいい。

この建物、赤福本店と形がよく似てます。
どちらも築100年を優に超える建物ですが、
切り妻造りと呼ばれる屋根の形をしており、
この辺りではお店だけでなく、
古い民家などにも似た建物が今も残されています。
それ以外にも、1年じゅう注連縄飾りをかけたままにしたりと
伊勢の風習は独特のものが多いように思います。
祖父母の家もそうでした。

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赤福餅のほうが有名かもしれませんが、
私たちは小さな頃からこちらのお餅が大好き。

400年以上前から、伊勢神宮へ水路で参拝される人たちの休憩所として
このお餅があったそうです。
お店のすぐ裏手には、勢田川の船着き場があります。


最初はお餅だけを売っていたのでしたが、
その後お醤油と味噌も作られるようになり、
道を挟んで向かいには醤油味噌蔵もあります。
(あ、今は地ビールも作られてます。)

醤油味噌蔵を、見学させていただきました。
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こちらも、築100年以上たってる当時と何も変わらない蔵とのこと。
お料理屋さんへ卸してる分と地元の人が買いに来る分くらいしか
作ってない、とおっしゃってましたが、
昔からの仕込みと発酵で今なお作ってます。

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この釜で、出来上がった醤油を炊き、
別の樽に移します。
ちょうどこの日、釜で炊いて樽へ入れたところだったらしく、
使い終わった釜を丁寧に洗っていらっしゃいました。
あたりは、醤油を炊いた良い香りが立ち込めてます。

伊勢うどんの汁は、このたまり醤油から作られていたとか。
ここだけ時間が止まって、当時の様子が目に浮かぶような場所でした。
昔を知る、長く勤めていらっしゃるご様子の方々に、
いろいろとお話しをうかがえてよかった。

さあ、宇治山田駅まで戻りましょうと思っても
バスの時間がまったく合わず、結局猛暑の中を駅まで歩きました。

いやー、他にも私と妹だけに分かる、
どーでもいい思い出の場所なんぞもあったりして、
大汗かいて、大笑いして、
名古屋へ戻ってビールで乾杯して帰りました。

小さい頃の楽しい思い出・・・、
なんて幸せなことでしょうか。

私たちを可愛がってくれた亡き祖父母、
休みごとに連れて行ってくれた母、
今回一緒に行った妹、
伊勢のお店の方々、
もろもろ深く感謝。

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スタディツアー@SF&バークレー 美味しいもの番外編 [旅]

食いしん坊が旅する間、
常に、貪欲に、美味しいものを食べたいわけでして、
今までのテーマからこぼれて
載せられなかったお店を
いくつかご紹介しておきます。


おまけ編スタート。
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トルティーヤに、サラダやチェダーチーズ、チキン、豆、サルサソースなどが
どっさりと乗ってます。
滞在した宿から歩いて10分くらいのところにある
メキシコ料理「PICANTE」。
金曜夜だったせいもあり、外まで行列ができていました。
安くて美味しかったので、人気のお店なんでしょうね。
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なんと、トルティーヤはお店の中で1枚1枚焼いてました!
他に、アボカドのスープやコロナビールなど、
カリフォルニアでメキシコ料理を堪能しました。


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揚げ春巻き。
サンフランシスコのフェリープラザビル内にある
ベトナム料理「THE SLANTED DOOR」。
少し時間をずらしたのですぐに席へ通されましたが、
こちらも休日のお昼ということもあり、大行列。
土鍋で煮込んだオイスターチキンなど、
どれも美味しかった!
内装もモダンで、ガラス越しにはフェリー乗り場と海がみえて
ロケーションもステキです。


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サンフランシスコのミッションという街にある
「タルティーヌベーカリー」の店内です。
パンやケーキ、キッシュなど、カフェも併設していて
人気のお店です。
ここで買ったキッシュやタルトと、
ファーマーズマーケットで買ったチーズやフルーツは
宿へ戻って、お部屋でいただきました。
そんな楽しみ方も、気の合う仲間との旅の醍醐味ですね。


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バークレーの隣町オークランドにあるレストラン「Camino」。
ツアーメンバーと、ジューンテイラーさんご夫妻との夕食会で。
みんなでコース料理をいただきながら、いろんな話をさせていただきました。
半分以上、英語(T_T)

Caminoのシェフも、シェ・パニーズにいらして独立された方です。
ステキなお店でのディナー、みなさんやジューンさんご夫妻のお人柄に
ふれながら美味しいものをいただき、素晴らしい時間でした。


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こちらもオークランドです。
シェ・パニーズにいらしたスタッフ2人が、日本のラーメンに惚れ、
カリフォルニアの食材でラーメンを提供する店を開きました。
その名も・・・「ラーメン・ショップ」。
写真は、ワタシがオーダーした「トマト&メイヤーレモン」(^_^;)
日本のラーメンとも違うけど、これはこれで有りですね。
美味しかったです。
地元の学生グループ(かな?)若い人たちが沢山来ていました。


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ラーメンショップの帰りに立ち寄ったバークレー市内の
アイスクリームショップ「ICI」。
ここもシェ・パニーズにいらした方のお店だと聞いたような・・・。
フルーツやチョコレートなどの素材にすごくこだわっているようで
これまた美味しかった!!
夜遅い時間で、しかもけっこう気温も低く寒かったのに
行列できてました(^_^;)
アメリカの人たちアイスクリーム大好きですもんね。


これらのお店は、このツアーをコーディネイトして下さり
バークレーやサンフランシスコにもお詳しい
「アリスウォータースを学ぶ会」のひろこさんが
紹介してくださったお店です。
美味しいお店をご親切に教えてくださって
本当にありがとうございます。

他にも、買い食い的にかなりいろいろと食べ続けましたが、
こうやって短期間の旅がここまで充実したのは
旬の食材を使って作り手の愛を感じるものを
ずっと食べていたことも大きな理由のひとつです。
そうすることができたすべてのことに、心から感謝しています。


最後の最後、旅の最後に食べたもの(機内食を除く)
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早朝の空港で食べた、クリームチーズベーグルサンドとカプチーノ。
普通に日本人も好きそうなベーグルでした(^_^;)
普通に美味しかった・・・。

これで、旅の報告は終わりにしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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スタディツアー@SF&バークレー シェ・パニーズ編 [旅]

アクメブレッドから始まり、ファーマーズマーケット、
ジューンテイラー・ジャム、エディブルスクールヤード、
と旅は進んできましたが、
これらは、アリス・ウォータース女史の理念が形になり、
様々な人たちが共感し、進化していった場所です。

それらすべての始まりであり、
そして今でも彼女のベースであるのは、
小さな、でも決して田舎ではない
進歩的な人たちが多く暮らす「バークレー」という街。
その街の中にある1軒のレストラン「シェ・パニーズ」のオーナーだということです。

そのレストランの基本方針である
地元の旬の食材を使う、
地元のまともな生産者を支える、
といったことから次々に物語は生まれたのです。


アリスウォータース率いる「シェ・パニーズ」
全米一予約が取りづらいとも言われていますが、
1階がレストラン、2階がカフェとなっていて、
今回のツアーでは2階のカフェでランチをいただけることに
なりました。

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建物の入り口は緑で覆われ、狭い階段をあがると
そこがカフェ。
カフェといっても、お茶するところというよりも
みなさん地元カリフォルニア食材を使った
シェ・パニーズの料理を楽しんでいます。

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パンは、もちろんアクメブレッドの天然酵母パン。
バターも美味しかった!

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左;カナード農園の在来種トマトのサラダ。 こんなに多種でカラフル!
右;キュウリ、ラディッシュ、ビーツwithヨーグルト&コリアンダーシードソース

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ヤギのチーズとガーデンレタスのサラダ

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ナスとリコッタチーズ、トマトソースのピッツア

パスタや魚のグリルなども美味しかった。
デザートもめいめい好きなものを頼んだのですが、
中でもさおりさんが頼んだこちら。
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豪快でした。
デーツ、洋ナシ、黒イチジクの盛り合わせ!
今が一番旬で食べ頃の地元フルーツを
そのまま楽しんで♪ってところでしょうか。
器は高台になっていて、地元サンフランシスコのヒースセラミックのもの。
シェパニーズで使ってる器は、地産地消も意識してか
ヒースセラミックのものが多用されてました。
盛り付けも、かっこいい!

ツアーで一緒に学んだ皆さんや、スクールヤードを案内してくださったジョイ先生、
通訳をしてくださった方もご一緒に、ワインも飲んで、ワイワイと。
シェ・パニーズのカフェでは、こんな風に楽しむのが
理想の姿のように思えました。
幸福な時間をありがとうございます。

この旅、そしてサンフランシスコやバークレーという街は
当初思っていた以上に素晴らしく、美味しく、学び多い時間でした。
サンフランシスコやバークレーが大好きになりました。
また行きたい・・・。
カリフォルニアの気候が、1年を通じて多種多様な食材の供給を
可能にしてるのだろうということも肌で感じることができました。


うまく言葉にできませんが、
今後、この経験が私の心身の一部になっていくと思います。

ご一緒していただいた皆さま、
声をかけて下さった愛さん、行き帰りもご一緒して下さったさおりさん、
そして留守を守ってくれた家族、
そのほか、かかわって見守って下さったすべての皆様に
感謝しています。

なお、ブログに載せた写真は、ワタシが撮ったもの以外に
一部さおりさんが撮られた写真もお借りしました。
ありがとうございます。

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スタディツアー@SF&バークレー エディブルスクールヤード編 [旅]

アリスウォータース女史が手掛けたプロジェクト
「エディブルスクールヤード(食育菜園)」
の舞台である公立中学校
「マーティン・ルーサー・キングJr.中学校」を
訪ねる1日。

この日は、バークレーの住宅街にある公立中学校の中にある
「エディブルスクールヤード」を訪問しました。

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こちらが、今回訪ねた「マーティン・ルーサー・キングJr.中学校」です。

かつて、荒廃して落書きだらけだった中学校。
子供たちが学ぶ学校を再生させたい、
そのために校内に菜園を作り、種から収穫、調理して食べることを通じて
生徒たちに多くのことを学びとってもらうためのプロジェクト。
それが「エディブルスクールヤード」です。
はじまりは、バークレーという小さな町のこの中学校でしたが
今ではこの動きが全米に広がっています。

広い校内を歩いていくと、様々な生き物が育てられている菜園に到着します。
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植物のネームカードや、案内図なども、子供たちの手作りです。
ポップで可愛い♪
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果樹や野菜、ハーブ、穀物、様々な食べられる植物が植えられてます。
植物だけじゃありません、鶏やみつばちなども。

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苗も自分たちで作ってます。
フェリープラザのファーマーズマーケットで
子供たちが作った苗を子供たちが販売することもあるそうです。
植物を育てること+働いてお金を得るということ、という統合授業の一環でしょう。

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すてきな調理実習室もガーデンの中に建てられていて、
子供たちは収穫した食べ物を実際に調理して食べるというところまで
学びます。
ただ作って食べるのではなく、とれた野菜の原産地にちなんだ郷土料理から
民族のことを学んだり、五感を使うことを学んだりしてるそうです。
この日は、レッドビーンズシチューをみんなで作ってました。

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道具などはこの小屋に保管してあります。
いろんな人たちが使うので、色分けやグループわけがうまくされていて
それも子供たちの自主的な考えに基づくものだそうです。
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説明をしてくださってるのは
この中学校で食育担当をしてるカール先生。
ガーデンや施設を案内しながら現状などをお話ししてくださいました。
ほかに、もともとは歴史が御専門で、古くからこのガーデンに
携わってらっしゃるジョイ先生も途中から
一緒に回っていただくことに。

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鶏も平飼いであちこちに出没。
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これは、ミレット(雑穀)を収穫した後に、脱穀するための場所。
汗してたくさん収穫しても、脱穀したらほんの少しになってしまうことを知り、
1粒1粒大切に食べようとみんなが気付くようです。
収穫した子供たちの授業では、シリアルなどにして食べるのことでした。

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その後、学校全体の食事を賄うことができるカフェテリアにも案内してくださいました。
このカフェテリアでは、できるだけ地元の旬のものを使ってランチメニューを
作っているそうで、調味料などもオーガニックのものが置いてありました。
金銭的なサポートのことなど、いろいろなお話しをうかがうことが出来て
とても貴重な体験でした。

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何よりも、
街中の中学校の中ということを忘れてしまいそうな牧歌的な風景。
青い空、静かな空気、土、植物、鳥、虫、たちが、
ここは素晴らしいところなんだ、と語りかけてます。
様々な問題を抱えてる子供たちにとってもオアシスとなっているはず。

とても多くの学びの時間でした。
ただの視察に終わらないよう、
今後の活動や自身の考えに活かしていきたいと思っています。
素晴らしい時間をありがとうございます。

次回は、最終回(…たぶん)。
シェ・パニーズのことと、ほかにも諸々食べた美味しいものについて
ご紹介します。
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共通テーマ:グルメ・料理

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